放浪記

思考の放浪を記録するために書いてます。リアルでは放浪しません。

Tunnels of Blood バンパイア・クリスマス

 

f:id:Akikot:20201012223729j:image

感想メモ #tunnelsofblood #darrenshan #harpercollins #kindle #バンパイアクリスマス #ダレンシャン

#thesagaofdarrenshan 全12巻の3卷
Darren がヴァンパイアと対立する種族であるヴァンパニーズと出会った。

何故Mr Crepsley がこの町に戻ったのか、理由はあるヴァンパニーズの存在だった。
Mr Crepsley は密かに調査を行なったが、血を吸われた6名の遺体が発見され、事情を知らなかったDarren とEvra はMr Crepsley を疑った。
しかし、ヴァンパニーズのMurlough が姿を現し、Darren は町を守るための戦いに加わった。

ヴァンパイアとヴァンパニーズの違いは殺人を肯定するか否かの倫理観である。人間と対立するヴァンパイア古来のイメージはヴァンパニーズによって作られたとMr Crepsley は語った。

Darrenの初恋の人Debbie との微笑ましいデートや、Evra との互いを思いやる気持ち、Mr.Crepsley と本音をぶつけ合って信頼を深める様子。全てが重なり合ってクライマックスに向かう。
読み終わりたくないと感じる物語だった。
ラストシーンがクリスマス当日というのがとても切ない。

 

 


日本語訳

『バンパイア・クリスマス』